
不動産金融人材紹介のMUC(東京・赤坂、梅小路学社長)はこのほど、「不動産ファンド業界で働く人のキャリア意識調査」をまとめた。それによると、キャリアアップに必要(複数回答可)なこととして、最多の「業務経験」(83%)に次いで、「業界人脈」(66%)、「ヒューマンスキル」(64%)が多く、「語学力」(41%)や「資格」(27%)を上回った。
また、将来のキャリアアップについては、「キャリアステージに応じて転職する」が43%を占め、次いで、「社内出世」15%、「独立・起業」が13%。「FIRE」との回答も6%あった。不動産ファンド業界の将来性に関しては、「とても有望」18%に対し、「やや有望」が最多の54%、「やや不安」が26%で「とても不安」も2%いた。
同調査は今年2月、対象者は不動産ファンド業界の従事者266名。うち、男性は211名、女性は55名。年齢帯は、20代6名、30代30名、40代88名、50代109名、60歳以上33名。
