東急、定額回遊宿泊を通年化し本格稼働―閑散期や平日の送客強化、法人プランも

(提供:日刊不動産経済通信)東急は、これまで実証実験として期間限定で行ってきた定額制回遊型の宿泊サービス「ツギツギ」を、通年化し本格稼働させた。2年間の実証実験で行ってきた個人利用者へのサービスに加え、法人向けサービスを開始。宿泊施設の閑散期や平日の送客を強化することで、宿泊施設事業で課題となる曜日偏重や季節変動性などの改善にも寄与する。
 3回行った個人利用者向けの実証実験には約2000人が参加、計2万泊に上った。日本経済新聞社が展開する700拠点超のワークスペースのプラットフォーム「オフィスパス」や、ピーチ・アビエーションの割引サービスと連携する。今年1~3月には連携2社と東急の3社の従業員100名が参加し、「旅するような働き方」を目指す法人向けの実証も行った。利用者アンケートでは満足度が89%、移動しながら働くことの有効性が86%、正式導入希望は100%だった。「仕事のモチベーション向上」「リラックスして仕事に取り組める」などの項目で有効度が高く、リモートワークの業務効率や生産性向上などの有効性を確認し、通年のサービス開始を決めた。
 本格稼働では複数のチャットGPTを組み合わせて構築したAIコンシェルジュ機能を追加。顧客ごとに最適な旅先や宿泊施設を提案する。個人プランは30連泊(29万9800円)と、14泊(15万7800円)、5泊(5万5800円)のなかで、5泊の利用が6~7割と多かったことから、2泊(2万3980円)のプランを新たに追加した。対象施設は全国110施設で、うち東急グループの施設が約5割を占める。法人プランは企業ごとのカスタマイズ。本格稼働では当面、毎月200~300人の実利用を目指す。

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