(提供 日刊不動産経済通信)東急ら3社は、東急百貨店本店の建て替え計画「渋谷アッパー・ウエスト・プロジェクト」を推進する。隣接するBunkamuraの既存建物を維持しながら、新たにリテール施設、スモールラグジュアリーホテル、賃貸住宅などを備え、包括的なウェルビーイングを体感できる高さ164・8mのランドマークの複合施設を増築する。27年度に竣工を予定。東急のほか、LVMHグループのL Catterton Real Estate、東急百貨店による共同事業。

 同計画(渋谷区道玄坂2―24―1)は、渋谷駅エリアと松濤・代々木エリアの結節点となる立地。隣地のBunkamuraを含めた敷地面積は1万3675㎡、延床面積11万7000㎡。新築部分は地上36階地下4階建て。地下1階~地上6階部分にアート&カルチャーも融合させたリテール施設、7~8階と10~15階に100室前後を想定するホテルを出店。日本初進出のコンテンポラリーラグジュアリーブランド「ザ・ハウス・コレクティブ」を、スワイヤー・ホテルズが運営する。17~34階にはハイクオリティな都市型居住を実現する賃貸レジデンスを整備する。デザインアーキテクトにノルウェーの建築・デザイン事務所スノヘッタを起用。エグゼクティブアーキテクトは、日建設計・東急設計コンサルタント設計共同事業体。

 キーコンセプトを「トーキョーズ アーバン リトリート」として、安らぎや寛ぎとウェルビーイングを感じる空間を創造する。リテールの中心部を貫き、光の降り注ぐ吹き抜け空間「ザ・ハイブ」や、癒やしを感じる緑豊かな屋上庭園「ザ・サンクチュアリ」を設け、都心のオアシスを提供する。

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