GA、金融と融合したサービスで成長へ―イタンジはクラウド管理の基幹システム

(提供:日刊不動産経済通信)GAテクノロジーズは、RENOSYマーケットプレイス事業とITANDI事業への選択と集中によって今後の成長を目指す。23年10月期の業績予想は、売上収益1455億円(前期比28・1%増)、売上総利益209億円(26・5%増)。RENOSY事業では、金融と掛け合わせたサービスを柱として成長を狙う。ITANDI事業では、全日本不動産協会との連携を生かした拡大や、23年春から「ITANDI管理クラウド」により、不動産賃貸事業の基幹システムとして、普及を進めていく。
 RENOSY事業では、ネット不動産マーケットプレイスの「RENOSY」で、住信SBIネット銀行の「NEOBANK」を活用して、パートナー企業へ銀行サービスを提供していく。ネット銀行の入出金管理を行う銀行アプリとRENOSYのアプリなどを連携し、これまで不動産投資の問い合わせにとどまっていた顧客を、金融の接点から関心を高める。連携が進めば、これまで月に1回程度だった顧客との接点を1日1回など頻度を高めることが可能で、集客の高効率化や不動産取引のシームレス化の実現を見据える。また、RENOSYが月間で400室程度調達する保有物件を自己信託化した不動産流動化事業で、資産効率を向上した取引スキームを実現し、生産性の高い不動産投資を提供していく。
 ITANDI事業では、「ITANDI管理クラウド」の展開で、賃貸事業の一気通貫のサービスを提供していく。ダンゴネットの「賃貸名人」のサービスも取り込み、全日本不動産協会との連携も生かして、利用の大幅な拡大を図る。

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