マンション 9月の住宅着工1割減、15カ月連続減少─国交省、上半期は41.4万戸の低水準に 国土交通省は10月30日、9月の建築着工統計調査報告を公表した。新設住宅着工戸数は7万186戸(前年同月比9.9%減)で、15カ月連続で減少した。同着工床面積は582万5000㎡(9.2%減)で14カ月連続の減少。民間非居住用建築物の着工床面積は329万㎡(2.2%増)で4カ月ぶりに増加した。 分譲住宅の着工戸数は2万... 2020年11月4日
オフィス/ホテル/商業 C&W、東京リテール、銀座など賃料減―訪日客減で明暗、公園兼商業の新業態も クッシュマン・アンド・ウェイクフィールド(C&W)は国内の小売り不動産市場における第3四半期(3Q)の需給動向を公表した。東京の目抜き通りの平均月額賃料は銀座が前年同月比5・0%減の38万円、新宿が6・3%減の30万円と下降。一方、表参道は30万円、渋谷は20万円と増減がなかった。新型肺炎の影響で訪日外国人客が激減し、... 2020年11月3日
オフィス/ホテル/商業 日本郵政、かんぽの宿33施設をリニューアル 日本郵政は、18年から取り組んできた日本全国の宿泊施設「かんぽの宿」33施設のリニューアルを21年春に完了する。大規模リニューアルを実施した「鴨川」(103室)を21年3月6日に、「伊豆高原」(55室)を同4月1日にそれぞれ開業する。 「鴨川」(千葉県鴨川市西町1137)は、7階建て、延床面積約1万㎡。客室面積25~8... 2020年11月2日
オフィス/ホテル/商業 トーラス、登記や相続などスマホで把握―年内に新サービス、富裕層営業にも活用 不動産登記情報のビッグデータ事業を展開するトーラス(東京・千代田区、木村幹夫社長)は、土地の地番や路線価、評価額などの不動産情報を数分程度で取得できるウェブサービス「不動産チェッカー」を年内に発売する。スマートフォンなどの地図上で任意の場所の登記情報や売買・相続履歴、還元利回りなどが分かる。対象は全国。謄本の閲覧は無料... 2020年10月30日
マンション 20年度の住宅着工は80万戸割れを予測―建設経済研、21年度にコロナ影響波及も 建設経済研究所は28日、独自モデルを用いた「建設投資見通し」(20年10月推計)をまとめた。20年度の住宅着工戸数は前年度比9・8%減の79・7万戸と予測した。予測通りとなれば、80万戸割れはリーマンショック翌年の09年(77万5000戸)以来となる。 20年度の住宅着工戸数は、持家や分譲住宅の一部に回復の動きがみられ... 2020年10月30日
オフィス/ホテル/商業 企業は不動産とどのように向き合うべきか? 東京大学空間情報科学研究センター特任教授 清水千弘 企業活動と不動産市場 コロナ後の世界の模索が続いている。この問題に注目が集まっているが、どの報道を見ても短期的な事象をスナップショットのように取り出して写像しているものばかりである。都心では、オフィス賃料は長期的には下がることはない、新築マンション価格も下がらないなどと言われているが本当であろうか。今取引されているオフ... 2020年10月29日
オフィス/ホテル/商業 全国オフィス空室率、各都市で上昇基調―CBRE、コロナで部分解約など増加 CBREは東京や大阪など全国主要都市における第3四半期(3Q)のオフィス需給動向をまとめた。東京都心にあるA・B両グレード(級)ビルの空室率は前期比0・1㌽増の0・9%と、10年ぶりに2期連続で上昇した。他都市でも大阪が0・4㌽増の1・2%、名古屋が0・4㌽増の1・8%、福岡が0・6㌽増の1・2%などと空室が増加傾向だ... 2020年10月28日
オフィス/ホテル/商業 京都で寺院一体や京町家活用のホテル―三井不動産や東急不動産、宿泊施設を多様化 国内でも指折りの宿泊施設集積地、京都でホテルの多様化が進んでいる。インバウンドの急増を受け、以前は民泊や宿泊特化型ホテルなどの開発が多かったが、最近では大手デベロッパーが「寺院と一体となったホテル」や、「町家建築を生かしたホテル」など歴史ある古都・京都の魅力を生かした宿泊施設を開発した。コロナ禍で大きく落ち込んでいた宿... 2020年10月28日
オフィス/ホテル/商業 東京・下北沢 「サーバントディベロップメント」で支える新たなまちづくり 作家・五感生活研究所 代表 山下柚実 最近しばしば耳にする「DX」という言葉。ご存じの方も多いかもしれないが、「デジタルトランスフォーメーション」の略で、ざっくり言えば「デジタル技術を浸透させ事業・生活を変える」といった意味合いだ。見回せばたしかにコロナ禍によってDX 化に拍車がかかっている実感がある。ウーバーイーツやメルカリといった新業態が拡大中だが、大... 2020年10月27日