川越駅前のタワー「ザ・パークハウス 川越タワー」発売へ―市内最高層、販売坪単価300万円超 三菱地所レジデンス
ザ・パークハウス 川越タワー(物件HP)

 三菱地所レジデンスと大栄不動産は、埼玉県川越市の東武東上線・JR川越線・川越駅西口から徒歩1分の場所で建設中の地上25階建て、173戸の新築分譲タワーマンション「ザ・パークハウス 川越タワー」を販売する。市内最高層の物件で、年明けにモデルルームをオープンする。販売平均坪単価は330万円前後になる模様。
 事前の反響は約3カ月で1200件。タワマン開発が可能な容積率(計画敷地は600%)のある場所は周辺には極めて少なく、立地の希少性や利便性が評価されている。埼玉りそな銀行の支店などがあった場所で、敷地面積は2609㎡。建物の規模は地上25階地下1階建て。構造は中間免震。低層部には商業施設が入る。住戸の専有面積は44・36~117・16㎡。共用施設としてはオーナーズラウンジやスカイデッキのほか、映画鑑賞やパーティー、シミュレーションゴルフを楽しめる「クラブラウンジ」も設けた。
 販売価格の目安は、高層階の2LDKで6000万円台から。専有面積90㎡の住戸の場合、1億1000万円を超える見通し。反響は川越市が4割、周辺市が1割、そのほかの埼玉県内が2割、板橋区や豊島区などの東京都内が3割。会社員が中心で、高層階の住戸は地元企業の経営者や医師などにニーズがありそう。JV比率は50%ずつ。引き渡しは23年12月の予定。
 地産地消にも取り組み、食配ステーションへの配送では、地元JAや地元企業と連携する。三菱地所レジデンスの浦崎康弘・第一計画部長は「川越の新たなランドマークになるよう、持続可能な都市づくりに微力ながらも寄与していきたい」と話す。(日刊不動産経済通信

コメントをどうぞ
最新情報はTwitterにて!

この記事が気に入ったら
フォローしよう

最新情報をお届けします

Twitterでフォローしよう

おすすめ記事