2022入社式・社長訓示【ハウスメーカー編】 積水ハウス 大和ハウス工業 積水化学工業 住友林業 旭化成ホームズ パナソニックホームズ 三井ホーム トヨタホーム ミサワホーム ポラスグループ

変化する時代に挑戦し、持続的な成長を  ―創業理念を踏襲しつつ企業価値を上乗せ

(提供 日刊不動産経済通信)

 ◇仲井嘉浩・積水ハウス社長 グローバルビジョン“「わが家」を世界一幸せな場所にする”を掲げ、幸せを提供する。サブビジョンでハード・ソフト・サービスを融合する。ハードは断熱性能や耐震性、ソフトは生活提案、サービスは幸せに資するサービスで「健康」「つながり」「学び」だ。価値提供に向けたキーワードは「イノベーション&コミュニケーション」。アイデアを出してイノベーションを起こしてほしい。

 ◇芳井敬一・大和ハウス工業社長 新たな門出に5点お話がある。1つ目は挨拶の徹底。2つ目は勉強だ。自ら探し出した情報から知識を積むことで深い理解を生む。3つ目は、私の今年の一文字「楽」だ。楽しんで取り組んでいるときが一番成長できる。壁にぶつかった時も楽しみを見出しながら乗り越えることが成長につながる。4つ目は健康と感謝、5つ目は「大和ハウスグループの社員として」だ。

 ◇加藤敬太・積水化学工業社長 社会課題解決に貢献する製品や社会課題解決力は今後ますます必要とされ、企業価値向上や持続的成長の原動力になる。挑戦の意識無くして成長は成しえない。挑戦とは自分自身のありたい姿を描き、足りないところを認識して一歩ずつでも埋めようとするものだ。将来ありたい姿を徐々に形成していってほしい。

  ◇光吉敏郎・住友林業社長 2月に、30年に向けた長期ビジョンを策定した。社員全員が高い志と熱い情熱を持ち、ビジョンを共有し、社会やお客様からの信頼を積み重ねることで選ばれる企業となり、持続的に発展することができる。座右の銘としている言葉を贈りたい。「艱難汝を玉にす」という古い格言だ。ハードルが高くとも挑戦してこそ成功を収めることができ、失敗しても学んで今後に生かすことが非常に大切だ。

 ◇川畑文俊・旭化成ホームズ社長 今年、住宅事業が創立50周年を迎え、グループで過去最高レベルの売上高を達成する見込みだ。「日本の住宅を吾らの力で向上させる」という創業時の想いをベースにお客様満足を追及していく中で、世の中から必要とされ感謝される会社を目指すことがパーパスだ。今後の事業ポートフォリオ拡大を担う人材になっていってほしい。

 ◇井上二郎・パナソニックホームズ社長 住宅事業は非常に面白い。担当者が連携して一体となり、住宅を提供してお付き合いが続く。これほどお客様のお声を実感でき、社会の一端を担っていることを実感できる仕事はない。仕事に一つとして無駄なものはないとの気持ちを持ち、可能な限り挑戦して失敗して欲しい。物事の本質・真因を探ることを身につけてほしい。

 ◇池田明・三井ホーム社長 急速に変化していく社会情勢において、注文住宅で培った自社の強みと三井不動産グループとの連携を活かした総合力で事業領域を拡大し、力強く持続的な成長を目指す。脱炭素化に向けた「グリーントランスフォーメーション」も追い風にする。皆さんには「プロフェッショナルになる」「信頼される人間になる」ことを目指してほしい。

 ◇後藤裕司・トヨタホーム社長 カーボンニュートラルにチャレンジしていく。新築戸建ての80%を25年までにゼロ・エネルギー・ハウスとする。プライムライフテクノロジーズの一員として、街づくりなどにアグレッシブに取り組む。自分に厳しくすること、コミュニケーションを大事にすること、感謝の気持ちと謙虚な姿勢を大事にすることをお願いしたい。

   ◇磯貝匡志・ミサワホーム社長 20世紀後半から今日までの時代とは異なり、これからはインフレや物価上昇の懸念、持続可能な社会実現への貢献など新しい社会環境の中で、これまでにない価値観や感覚で事業に取り組んでいかなければならない。新たな分野へ恐れずチャレンジする力とそれを支える知識・経験の積極的な習得に期待する。

   ◇中内晃次郎・ポラスグループ代表 日本経済は、デフレの時代からインフレ傾向に転じた。住宅業界にもインフレ傾向はすでに表れており、今後局面ごとに難しい判断に迫られることも想定される。皆さんと一緒に、様々な難局を臨機応変に乗り越えていきたい。皆さんには自己投資、特に新聞の購読と資格取得をお願いしたい。

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