ICT賃貸マンション「コムレジ赤羽」(340戸)アプリで気象情報を把握 長谷工コーポレーション
コムレジ赤羽(物件HPより)

 長谷工コーポレーションは、東京・北区で学生寮・シェア型企業寮・賃貸マンションを組み合わせた共創型レジデンス「コムレジ赤羽」(総戸数340戸)を、22年3月下旬に開業する。長谷工グループが展開するICTマンションの第3弾。独自開発のアプリによる顔認証を使った入退館や宅配ボックス利用に加え、温湿度や風速、降水量など物件のセンサーでピンポイントの気象データが把握できる。学生寮のほか企業寮でも多業種の企業の入居を進めて、異なる価値観やライフスタイルのコミュニティ形成を促進する。
 同物件(北区赤羽南2―2―9)は、JR埼京線・赤羽駅から徒歩8分の立地。敷地面積5197・18㎡、RC造一部木造S造8階建て。「学生棟」(112戸)は、専有面積13・50~17・85㎡。月額で賃料8万~9万5000円、共益費1万円。「社会人棟」(168戸)は、専有面積16・41~16・50㎡。月額で賃料10万7000円、共益費1万3000円。「賃貸マンション棟」(60戸)は、専有面積29・20~58・54㎡。月額賃料12万8000~26万円、共益費2万4000~3万円。独自開発したアプリ「まいりむアプリ」を通じた顔認証技術で、エントランスの開閉や宅配着荷通知、エレベーターの呼び出しができる。アプリではほかに、物件周辺の温湿度、風雨の気象データや地震の震度も確認できる。また、カフェテリアやコミュニティラウンジなどの混雑状況を居室からアプリで確認でき、共用施設の利用を最適化する。
 長谷工Gは、ICT活用とオープンイノベーションで付加価値の高い「ICTマンション」を展開。長谷工不が板橋区の学生マンション、総合地所が11月に開業した大阪市中央区の賃貸レジに続く第3弾となる。(日刊不動産経済通信

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