10月の新設住宅着工、持家、貸家、分譲住宅が増え全体で10.4%増

 国土交通省の発表によると、10月の新設住宅着工戸数は7万8004戸で、前年同月比10.4%増、8カ月連続の増加となった。季節調整済年率換算値では89万2000戸で前月比5.6%増となり、3カ月ぶりに増加に転じた。新設住宅着工床面積は639万㎡で11.4%増となり、7カ月連続の増加となった。
 利用関係別でみると、持家は2万6840戸で前年同月比16.6%増となり、12カ月連続の増加。貸家は2万9822戸で14.5%増となり8カ月連続の増加。分譲住宅は2万836戸で前年同月比0.6%増。先月の減少から再び増加。このうちマンションは8436戸で14.9%減。3カ月連続の減少となった。一戸建ては1万2284戸で15.4%増。6カ月連続で増加した。
 地域別でみると、首都圏は2万6843戸で14.7%増。内訳は持家が20%、貸家が22%それぞれ増えたものの、分譲マンションが15%減った。近畿圏は1万1753戸で6.3%増、中部圏は9044戸で6.1%増。両圏域とも持家と貸家の着工が二桁増と堅調に推移している。

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