髙島屋系、商業以外の開発・保有を加速―日本橋にオフィス、マンションも取得 東神開発

 髙島屋の連結子会社で商業開発を手掛ける東神開発は、商業施設以外の開発・取東神延床面積1万4127㎡。東京メトロ・日本橋駅から徒歩2分に立地し、設計段階(事務所用途部分)で「ZEB Oriented」の認証を都内の賃貸オフィスビルとしては初めて取得したという。省エネ性に優れた設備機器や太陽光発電設備を導入。地中熱や雨水も共用部で利用する。BCP対策にも万全を期し、災害時には72時間の建物内滞留が可能だ。
 11月には千葉県流山市の流山おおたかの森駅前のオフィス・店舗ビルを開業した。地上10階建ての高層棟と地上3階建ての低層棟で構成。延床面積は1万171㎡。5~9階がオフィスで、下層階には商業施設のほか、保育園、クリニックなどを誘致する。
 住宅事業では、01年に竣工した東京・目黒区目黒本町のマンション(76戸)を11月に取得した。規模は地上7階建て、延床面積5717㎡。東急東横線・学芸大学駅から徒歩15分に場所に立地。同社が保有する住宅としては東京・杉並区久我山(28戸)、千葉県柏市(70戸)、大阪・難波(120戸)に次いで4棟目になる。(日刊不動産経済通信

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