夢を語って「賃料無料」のシェアオフィスにベンチャー5社が入居決定 東日本橋LIT

 「賃料、夢払い。」というネーミングで、東京・東日本橋のオフィスビルに1年間無料で借りられるキャンペーンに、アグリテックベンチャーやAI関連など5社のスタートアップが入居することが決まった。21年6月に開業したシェアオフィス「LIT」へ1年間無料で入居する。

 入居するのは株式会社 SUPWAT、AGRIST 株式会社、キオク的サンサク、株式会社 Abel 、株式会社 TAIANの5社。

 キャンペーンは6月下旬から7月末に掛けて実施、その間10数社から応募があり、上記5社が入居審査をパスした。惜しくも選外となった企業も姉妹シェアオフィスに入居する企業があるという。同施設を運営するサンフロンティア不動産では、5社をサポートをしていくため、各社の活動内容をSNS で発信していく。(https://www.instagram.com/lit_workplace/)。加えて入居企業の具体的な活動内容については note にて発信していく。

株式会社 SUPWAT

事業内容: AI で製造業に新しい価値を届ける機械学習ツール「WALL」を展開

応募の理由:LIT のある日本橋では、多くの大企業が拠点を持ち、日本の発展に貢献している。そのため、LITを挑戦の拠点とし、のちに LIT 出身の代表的な企業になれるよう入居を希望した。

AGRIST 株式会社
事業内容:農業の人手不足を AI と収穫ロボットで解決。シンプルで安価な収穫ロボットを農家と共同開発。導入費 150 万円(保守 3 年間無料)、ロボットが収穫した野菜の売上 10%を手数料として徴収
応募の理由:宮崎から首都圏でのオフィス展開を考えている中で、「賃料、夢払い。」のプロジェクトを知った。「通うオフィスから、集うオフィスへ。」という LIT のコンセプトに、単なる働く場ではなく、様々な人たちの共創を大切にしたデザインに共感した。
実現したい夢:
農作業における収穫作業をロボットによって省力化。地方から新たな産業を創出してソーシャルインパクトを起こす。

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