オンワード、港区海岸のビル底地を115億円でヒューリックへ売却
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 オンワードホールディングスは、港区海岸のオフィスビルの土地と、渋谷区代官山の店舗・ビルの土地を売却する。

 港区海岸の土地(信託受益権)は、オンワード樫山が所有するオフィスビル「オンワードベイパークビルディング」の底地。同ビルは16年竣工、7階建・延床面積2万2245㎡でオンワードが事務所と展示施設として利用している。所在地は港区海岸3−102−4、8。

 土地面積は4720.54 ㎡。売却先はヒューリック。譲渡価額は115 億円。譲渡益は、譲渡価額 115 億円から帳簿価額 34 億円および譲渡に係る諸費用を控除した概算で、約 80 億円となる見込み。

 渋谷区代官山の土地(信託受益権)は、渋谷区代官山町 11−3、14、12~20に所在。現況は商業施設の「カシヤマダイカンヤマ」。土地面積は1664.98 ㎡。売却先は合同会社FO。売却額は70億円。譲渡益は、譲渡価額 70 億円から帳簿価額 29 億円および譲渡に係る諸費用を控除した概算で、約 40 億円となる見込み。

 オンワードホールディングスは、オンワードグループ中長期経営ビジョン「ONWARD VISION 2030」を4月に発表。その一環として、グループが保有する資産の効率化を着実に進めるとともに、既存事業へのDX投資やM&Aなどの成長投資を加速するため、当該固定資産の譲渡を決議した。




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