
サンフロンティア不動産は、愛知のJR豊川駅前複合ビル計画の上層階に、自社運営の宿泊特化型ホテル「たびのホテルlit豊川」(客室数110室)を開設する。ホテルの開業は2026年12月となる予定。
JR豊川駅前では、名鉄都市開発などが東三河の新たなランドマークとして複合ビルプロジェクトを推進中。サンフロティアはその6~12階にホテルをオープンする。豊川市は、ものづくり産業を中心に企業の本社や工場、事業所が立地するほか、日本三大稲荷の一つである「豊川稲荷(妙厳寺)」があり、年間500万人以上の観光客が訪れる。ただ、東三河地域の中核都市である豊橋市に隣接していることや近代的な宿泊施設が不足していることなどから、宿泊者の受け入れや観光消費の拡大などの面で課題を抱えていた。このほど、サンフロティアは地元企業からの誘致を受け、ホテル開業を決めた。
開設するのは、自社ホテルのカジュアルブランドの一つである「たびのホテル lit(リット)」。同ブランドとしては、沖縄・宮古島や長野・松本に続く、4件目となる。眺望の開けた最上階の大浴場をはじめ、市内を一望できるロビーラウンジ、ダブルルームを中心とした全室15㎡以上のゆとりある客室などが特徴。同プロジェクトは、JR飯田線・豊川駅から徒歩約1分、名鉄線豊川稲荷駅からは同約3分に位置する。
■事業計画概要
<ホテル名称>
(仮称)たびのホテルlit豊川
<所在地>
東三河都市計画事業豊川駅東土地区画整理事業59街区2-1画地
<構造>鉄骨造・12階建(フロント12階、客室6~11階)
<総客室数> 110室(予定)
<客室特長>1名様でご利用可能なダブルルーム6割以上
全室に2ドア冷蔵庫、大テーブルとソファ、大型スマートTV、加湿機能付き空気清浄機を完備。
洗濯機やミニキッチン付きの部屋も有り。
<付帯施設 >レストラン(1階)、大浴場(12階)、駐車場
<開業予定 >2026年12月