10月初旬時点の「リート融資(直近)データ」によると、Jリートに融資実績が確認できたレンダーの総数は、前年同月から5機関増えて93機関。融資残高の総額は、5107.05億円増となる計9兆7398.75億円で5.53%増加した。一方、融資額を減らした金融機関は6機関増えて19機関だった。
リート向け融資残高のトップは、前年同月から変わらず三菱UFJ銀行の1兆7241.36億円(402.88億円増)。同行は、インヴィンシブル(INV)向けを520.22億円(146.24億円増)、産業ファンド(IIF)向けを809.87億円(124.09億円増)と100億円以上増やしたほか、ジャパンリアルエステイト(JRE)へは、1245億円(65億円増)と融資を増やした。結果、計22法人向けの融資残高を増やしている。一方で、グローバル・ワン(GOR)向けを309億円(87億円減)、日本ビルファンド(NBF)向けを770億円(60億円減)、アクティビア・プロパティーズ(API)向けを502億円(36.20億円減)など、14法人向けを減らした。
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