(提供:日刊不動産経済通信)大京、京阪電鉄不動産、ミサワホーム北海道、大和ハウス工業、キムラの5社は、札幌市で開発中のツインタワー型分譲マンション「ザ・札幌タワーズ」のマンションギャラリーを21日に一般公開する。地上30階建ての2棟構成で、ツインタワーとして道内で最高層となる。各197戸の計394戸。3月上旬に第1期販売を開始するウエストタワーの価格は4000万円台~2億2000万円台、20階の4LDKの標準プランで1億2000万円台を想定する。
 同物件(札幌市東区北六条東2-1-29)は、JR函館本線・札幌駅から徒歩6、7分の立地。札幌総合卸センターの跡地で、都市公園やホテルの開発も計画されている。延床面積はウエストタワーが2万430・46㎡、イーストタワーが1万9669・39㎡。間取りは1LDK~4LDKで、3LDKが最多。専有面積は42・71~121・30㎡。1、2階を店舗にし、3~30階が住戸となる。北海道ガスでガス発電された電力を直接利用できる「電力自営線供給」を採用するなど災害時のレジリエンスを強化。タワーマンションとして道内初の長期優良住宅の認定を受け、「ZEH-Mオリエンテッド」の認証も取得した。2棟とも20階に入居者専用のスカイラウンジを設置。28~30階はプレミアム住戸で、70㎡台~120㎡台の3LDKと4LDKのみとする。
 昨年10月からの総エントリー数は700件強。オンラインのプロジェクト発表会や14日に開始した優先案内の参加者の居住地は道内が約8割。家族構成は単身者と2人で8割近くとなる。ターゲットは単身者からDINKs、ファミリーと幅広く、年齢層は50歳代以上をメインに想定。実需が中心となるが、投資用やセカンドハウスの需要も見込む。

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