東急不、千代田区で超高額・環境先進マンション ―坪1026万円、2月中旬に30戸を販売

(提供:日刊不動産経済通信)東急不動産は東京・千代田区の新築分譲マンション「ブランズ千代田富士見」のモデルルーム案内を14日に始める。総戸数69戸のうち約4割が成約済みで、2月下旬に1期30戸を一般向けに発売する。靖国神社や皇居外苑などに近い高台の好立地で、販売価格は70㎡台の住戸が約1・4億円、最上階のプレミアム住戸が10億円台など。平均坪単価は1026万円と同シリーズで最高額だ。「ZEH-M Oriented」基準の高い環境性能や、建築家・隈研吾氏による石や木を多用した重厚なデザインなどを売りにしている。
 所在地(地番)は千代田区富士見1-18-2。元地は個人宅やビルなどで、同社が相対取引で取得した。立地は東京メトロ東西線・飯田橋駅徒歩6分。間取りは2LDK、3LDKで専有面積72・96~120㎡。竣工は24年12月上旬、引き渡しは25年4月下旬を予定。
 建物はRC造地上18階地下1階建てで免震構造。16~18階は1フロア2戸(専有面積210・89㎡)の「プレミアム」仕様で、2~15階の「スーペリア」住戸は1フロア4、5戸(72・96~120㎡)。平均坪単価は各1500万円、950万円。駐車場は70台(機械式61台など)。共用部にゴルフシミュレーターもある。12月16日に物件のウェブサイトを開設し、9日までに約1000件の登録があった。12月末まで行った事前販売では200組の問い合わせがあり150組が見学に来た。購入者は40歳~50歳代の経営者や医師らが多く、購入目的は実需が8割。昨年12月の日銀の政策修正を受け、足元では住宅ローンの固定金利が上昇しているが、同物件は「6割以上が現金購入で販売に大きな影響は生じていない」(販売担当者)という。

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