「グローバル宅建士」プログラム開講企画~~キャリアアップ/スキルアップを訊く             AceJapan 代表 藤井 純子氏

医・食・住で資格、あなたの「不動産ソムリエ」に~転機はコロナ、医療業界から転身

 ―今年(2022年)、開業されたとうかがいました。現在、どのようなお取り組みでしょうか。
藤井氏 5月にAceJapan(エースジャパン、大阪市)を開業し、1年目。一人で立ち上げました。それまではずっと、医療業界。臨床検査技師でしたが、その後、医療機器メーカーに勤めていました。不動産との出会いは、資産運用、不動産投資を通じてで、区分マンションからスタートして、少しずつ部屋を増やしていきました。転機となったのは、コロナです。ステイホームで住宅に大きな意味を感じ、また、不動産―一つ一つの部屋の経営に対して思いが生まれました。現在、業務としては、自らの経験を活かした投資用不動産を中心とする売買のサポートに加え、競売の入札から引き渡しに至るまでの支援、それから、相続関連です。相続については、もといた医療業界の方々から相談を受けることに始まり、最近ではセミナーも行っています。

 ―そこで本日のテーマである「キャリアアップ/スキルアップ」についてですが、藤井さんのお考えやこれまでされてきたことを教えてください。
藤井氏 医療というまったく違う世界からやって来ましたので、少しでも早く第一線で仕事がしたいと思っていました。何か強みが必要であると。相続関係では、医療業界で接した患者の方や周囲でも相続不動産で大変な思いをされている方々のお話を聞き、これからますます相談が増えるだろうなと感じていました。また、競売、あるいは任売については、コロナが収まった時、物件が増えるのではないか。さらに、インバウンド不動産需要は、コロナ後、大きく盛り返すに違いない。既に外国の方からの問い合わせは少しずつ戻ってきている状況です。

宅建は2度目で合格、グローバル不動資格も取得

~キャリアアップは強みを持つこと、宅建士プラスアルファを強みに

 ―キャリアアップとこれから有望な分野を連動させるということでしょうか。

藤井氏 はい。そうしたチャレンジしたい分野で正しいスタートをしたいと思いましたし、不動産業には必須の宅建士に加え、強みとなる「プラスアルファ」が必要であると考えました。結果、宅建士は昨年、2度目の挑戦で合格。そのほか、「相続診断士」や「競売不動産取扱主任者」、また、グローバルな不動産資格である「CIPS国際不動産スペシャリスト」と「米国不動産投資コンサルタント」など、資格勉強を通じ、資格とキャリアアップ、さらに、同志のネットワークを得ることができたと思います。キャリアアップへの近道は、強みを持つこと。その強みは、キャリアアップを加速させると考えています。

 ―なるほど。キャリアアップのために強みを持ち、そのために資格勉強といった学びもあると。ただ、学生や主婦ならともかく、お仕事されながらの勉強は大変ですね。どうされたのですか。

藤井氏 早起きしたり、通勤時間や仕事の合間の休み時間など、スキマ時間を使いました。動画は1回目はしっかり見て、2回目以降は1・5倍速にするとか。忘れる前に見返し、あとは過去問や予想問題をやりました。国際不動産の資格は、問題も答も英語だったので慣れが必要でしたが、仕事のため、ゼッタイ必要と思って、続けることができました。やはり努力は裏切らない。いまでは外国の方からご相談頂き、仕事に結び付いていると実感しています。

 ―お名刺には、「ワインソムリエ」とありますがーー。
藤井氏 ワインのソムリエと唎酒師(ききさけし)の資格を持っており、「医」(臨床検査技師など)・「食」(ワインソムリエなど)・「住」(宅建士、CIPS国際不動産スペシャリストなど)を知る「あなたの『不動産ソムリエ』」を目指しています。

 ―超高齢化時代。衣食住ならぬ、医・食・住に通じた「不動産ソムリエ」とは、素晴らしい! 本日は、宅建士に加え、国際不動産のスキルと資格も取られ、不動産キャリアアップ/スキルアップのモデルとして、藤井さんにお越し頂きました。今後のご活躍をお祈りいたします。ありがとうございました。

インタビュアー:不動産経済研究所 松本 義弘

YouTube生放送に出演された藤井さん。国際不動産カレッジ・杉浦さん(左)、宅建みやざき塾・みやざきさん(右)と共に。

                 

東京・江戸川橋スマスタジオから
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