(提供:日刊不動産経済通信)長谷工コーポレーションは独自開発した環境配慮型のコンクリート「H-BA コンクリート」を、初めて分譲マンションに全面採用する。採用物件では、コンクリート約2300m3を環境配慮型にすることで、約117tの温室効果ガスの排出量を削減できる見込み。同排出量は約8400本の杉が1年間に吸収する量に相当するという。
 同コンクリートは、コンクリート材料に由来する温室効果ガスの排出量を約20%削減できるもの。これまで分譲マンションの一部分や賃貸マンションでの全面採用などはあったが、分譲マンションでの全面採用は初めて。国土交通省から住宅性能表示の「特別評価方法認定」を受けたことで採用できるようになった。採用第1号の物件は長谷工不動産が東京・大田区で開発する分譲マンション「(仮)大田区上池台5丁目計画 新築工事」(総戸数42戸)。所在地は大田区上池台5-390-3。都営浅草線・西馬込駅から徒歩12分の立地。敷地面積1499・32㎡。RC造5階建て、延床面積3754・32㎡。竣工は23年11月を予定。長谷工グループでは今後、長谷工不動産と総合地所の開発物件では同コンクリートを採用していく。

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