三井不Gと地所G、1千戸「三田」受付―来年2月頃1期販売、港区最大の邸宅地

(提供:日刊不動産経済通信)三井不動産レジデンシャルと三菱地所レジデンスは総戸数1002戸の大規模分譲マンションプロジェクト「三田ガーデンヒルズ」(東京・港区)の販売サロンを東京タワーの敷地に開設し、14日に予約制事前案内会を始める。分譲マンションでは港区最大の敷地面積となる約2・5万㎡の旧逓信省庁舎跡地に大規模マンションを建てる。来年2月頃に1期販売を始める。
 両社が共同でマンションを開発するのは「広尾ガーデンヒルズ」以来38年ぶり。住戸の間取りは1R~4LDK、専有面積は29㎡台~370㎡台。建物は全5棟で入居者専用の中庭を囲むように住棟を置く。中庭には植栽約130種による約7700㎡のランドスケープを計画する。1929年に竣工した歴史的建造物の旧逓信省簡易保険局庁舎の一部を保存・再生する。脱炭素社会の実現に向け、全1002戸でZEH-Orientedを取得する予定だ。
 開発地(地番)は港区三田1-102-1。立地は東京メトロ南北線・都営地下鉄大江戸線・麻布十番駅徒歩5分、都営地下鉄三田線・芝公園駅同10分。施設規模はRC造地上14階地下2階建てほか。設計・施工は大成建設。Bloom Energy Japan(東京・港区)の大規模燃料電池(250kW)と太陽光発電設備(200kW)によるオンサイト発電を国内のマンションで初めて採用する。建物内にはワークスペースやジム、ゴルフラウンジ、サウナ・岩盤浴、映写室、音楽室、カフェ、レストランなどを配置。帝国ホテルと提携したコンシェルジュサービスも導入する。
 25年3月の竣工、同4月の入居開始を予定する。4月25日に物件のオフィシャルサイトを開設した。

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